雨の中、竹林で子豚が生まれました。
味菜日記 | 2008/7/1 火息子によりますと、「半分の梅雨を乗り切った、後半分になった!」と申します。
人間も環境も行政も何もかも転げ落ちている気がします。
餌の確保、煮て乳酸菌で醗酵、餌容器に入れて各放牧場に運ぶ数30.。息子と2人では手一杯になりつつあります。
やっと、私達の養豚方法を評価してくださる人たちにも出会い、豚のオーナーになってくださるグループが出来ました。
消費者の皆さんと助け合い連携しあう関係こそ理想の姿です。
田んぼの準備に追われて、しばらくお便りをお休みいたしました。
毎日疲れて、物も言いたくない常態で、お便りもかけませんでした。
やっと2度目の代掻きが終了して、後は田植えを待つばかりです。
稲つくりは機械さえ持っていれば一番楽な仕事と言えるかもしれませんが、機械を持たない私はほとんどが手作業で、毎日の豚の仕事の合間に仕上げなくてはいけません。となりますと朝から昼までの時間を使うことになります。
春のうちに冬の草を刈り、野焼きをして置けばよかったのですが今年は、豚の仕事に追われて、放置していました。その報いです、
田んぼの周りは荒れ放題、草が伸びて草を刈るだけで大変でした。
耕して、畦シートを張り、水を引き込む状態まで1週間かかりました。
苗は良く育ってくれて後は田植えを待つばかりです。
代掻きをして、泥が沈着して落ちつかないと田植えは出来ませんので、19日か20日ころに田植えとなると思います。
19日には田んぼの草とりをがんばってくれます鴨が来ます。
今年も鴨が落ちついて田んぼで草取りをしてくれるよう環境を整える必要があります。
カラスが小さな鴨の雛を襲いますのでネットを張り、テグスを張り、鴨用の小屋を作ってあげなくてはなりません。
まだまだ、仕事は終わりません。
豚を放牧しています、梅林の梅もたわわに実り取らなくてはいけませんがまだ動けません。
先日の風で随分落ちました。
家庭菜園のジャガイモと玉ねぎを梅雨の晴れ間にやっと収穫。
いつも家庭菜園は後回しで、草の中に色々な野菜が育っています。
自分で食べる野菜は取れさえすればいいと思っています。
毎年のことですがこの時期は疲労がたまり辛いなあと思うときです。
そんな中昨日は豚の出荷日。
朝から梅林から道路を歩かせて家の前から乗せようとしていましたが、道路のメッシュ状の鉄製のふたの上を怖がり、山手のほうに走り出し、毎日山を走り鍛えてる豚はどんどん山に入り追いかける私達はくたくたになりました。
心臓がバクバク。年を感じました。やっと車に乗せて出荷できました。
仔豚たちは元気に育っています。特に2月生まれの豚は30キロくらいになりました。
2月8日に11頭。2月11日に8頭生まれていましたので、我が家では多すぎていました。
先日長崎新聞が私たちを取材して大きく載せてくれていましたのでその新聞を見て、西海市の直売所を経営する方が訪ねてこられて、我が家と同じ豚飼いをしたいと言う事で子豚を分けて欲しいと言われて、11日11頭の2月8日生まれをお渡ししました。
これで32頭の子豚になりました。
イノブタはなかなか大きくなりません。
豚のように何でも食べることはなくて特に野菜の好き嫌いが多いようで野菜も大根や人参を食べ残します。
食も細くて、豚のようには食べません。
もう4月生まれの仔豚たちに追い越されています。
13頭生まれて人にあげたりして現在10頭のイノブタがいますが大きさもバラバラで、顔や体はイノシシと同じです。
御尻の張りもなく、豚とは大違いです。
今月もう1頭イノブタが生まれます。現在お腹はものすごく大きくてまた10頭以上生まれそうです。
1週間後くらいに生まれそうです。
産室の準備がまだ出来ていません。産室の床をかたつけて新しい床を作らなくてはいけませんがまだ出来ていません。
機械がありませんので全て手作業になりますのでなかなか進みません。機械が欲しいとつくづく感じます。
我が家では食肉処理販売の許可を取っていますがそちらも機械はありません。
カットする機械、ミンチ機、大きな冷蔵庫。何もありません。
販売を軌道に乗せるには設備が必要です。それもまだまだ先の話になりそうです。
お肉もロースだけ欲しい、バラだけ欲しいというレストランや食堂から注文が来ても、その他の部分の保存が出来ませんので販売できません。
1頭すべてのお肉を買ってくださる方にだけ販売しています。ですからお客様が増えません。
ジレンマです。どうすれば、売れるか分ります。設備投資をしなくてはなりません。
大きなことがいいことでは決してありませんが、小売店を通さず自分で販売するにはある程度の設備が必要で悩みどころです。
とにかく無理をせず、地道な方法を考えていこうと息子と話し合っています。
このところガソリン代の値上げで、いろいろな所で支障が出てきました。
今まで、野菜くずをスーパーから持ってきてくれていましたがそれもなくなりました。
私たちも毎日50キロの道のりを周り残飯を集めて回りますが、経費もグンと上がりました。
産業廃棄物処理業の許可を持ち、集めた残飯で豚を飼っている方がうらやましいと感じてしまいました。
残飯の集荷でお金を頂きますので、集荷の経費もかかりません。
残飯もたくさん集まります。内容もグンと良くなります。
息子が研修を致しました、鹿児島のえこふぁーむさんも産業廃棄物処理業が本業で、たくさんの焼酎粕、黄な粉、色々な豚に食べさせて良い廃棄物が手に入るようです。うらやましい話です。
我が家のような、農家が残飯で豚を飼うとなりますと沢山の方の助けがなくてはなかなか旨く進めることが出来ません。
どんな時も資金が必要になり頭を悩ませます。
またまた、愚痴の多い内容になってしまいました。しかし、息子も私もめげることなくがんばっていますので是非応援してください!!
味菜だより 平成20年5月19日
野山にはたくさんの野いちごや木苺がなり、おやつには事欠きません。
しかし、小鳥たちもこの日を待ち望んでいたらしくて、明日は完熟かと待っていましたら次の日はきれいにありません。
小鳥たちも美味しい時期を良く知っていてどちらが早いかで食べられます。
木苺は黄色で酸味がありますので小鳥達は食べませんが野苺は大好きです。家の前にある桑の木も、アケビもぐみもこくわもたくさん実をつけています。
我が家では以前から色々な果樹を植えてきましたが今年はレモンもみかんも柿も、ブルーベリーもなりそうです。
家の周りにたくさんの楽しみを見つけられるように植えました。
私が子供のころ母が結核で入院していたため農家に預けられていました。
そこには、イチゴ、スモモ、家レンズ、ぐすべり、ぐみ。
家の周りにたくさんあり、おやつはいつも自分お手で取って食べていました。
その楽しかったことが今でも鮮明に覚えています。4歳頃の事です。
当時は何でもある百姓屋がうらやましかった記憶があります。
現在のように物はありませんから、いつも家の周りで簡単にとって食べることが出来るのがうらやましく感じていました。
現在の子供たちは自分でとったりおやつが木の実や果物だったりすることなど体験することもないのでしょう。
自分でこれは熟しているか判断して、とる。これが生きる力でしょうが、その体験もないまま大人になります。
いつでもどこでも買えばなんでもある現在は生きる知恵など育ちようもありません。
せめて我が家に来る体験学習の子供たちには伝えて行きたいと思っています。
今年も梅がたわわに実っています。
来月は子供たちと梅ちぎりをして梅ジュースを作りましょう。
5月11日黒豚の赤ちゃんが生まれて1週間。色々なアクシデントに見舞われました。
最初はカラスに襲われて尻尾を噛まれて、心配しましたが昨日は母親が一匹を下敷きにしてしまいました。
初産で子育てに慣れてないので巨体を横たえる時子豚が下に居たまま寝てしまったようです。
子豚は1週間もして随分大きくなりましたので自分で逃げますが甘えていて、事故にあいました。
やはり初産では時々失敗をします。と言うわけで、子豚は5匹になりました。
息子はこれから子豚は放牧場で他の豚たちと一緒に子育てで切るように、放牧場の中で出産させると言い出しまして、今回決行いたしました。
やはり高いリスクが付きまといます。
しかし、その反対に子豚を他の豚たちも可愛がり一緒に暮らす家族の姿が見れることは自然の中で普通に生きる豚の本能も見れてすばらしいです。
心配で、私は反対しましたが、こうして、ほのぼのとした姿を見ると自然の中で仔豚たちも生きる知恵をつけるのは人間と同じで大切なことだと感じました。現在は竹林の中で育っていますが、出来たらたくさんの人が道路から見える場所でこの様子を見せてあげたいとも考えています。
先月20日に生まれました子豚の去勢を昨日致しました。
今回は9頭のうち3匹だけで助かりました。
そろそろ乳離れです。
イノブタは食が細くてなかなか大きくなりません。もう2ヶ月になりますがまだ小さくて、やはり改良された豚とは全然違います。
食が細くて、お尻は小さくて、耳も小さくて、臆病で大きな音には大変な驚きを見せます。
ストレスに弱い気がいたします。気長に育ててみます。
2月生まれの仔豚たちは随分大きくなりまして、食欲も旺盛で、餌の時間になると大合唱が始まります。
餌の時間はしっかり覚えていて息子が餌集めから帰ると大合唱を始めます。
子豚を育てる技術は身につけました。今度は販売の営業努力です。
毎日の忙しい仕事の中、営業に力を入れるのは難しいことです。
どうしても人に頼ることになります。となると、安い価格での販売を余儀なくされます。ここが難しい所です。
息子に営業方法を教えなくてはなりませんが、どうすればいいか大いに悩んでいます。
先日思い切って、株式会社ヤフーにお手紙を書きました。
先日テレビで、社員食堂の充実した姿を見ましたのでつかって欲しいと営業をかけました。
1週間たちますがいまだに連絡なし。
飛び込みの営業は難しいものがありますが、どうすればいいかいまだに知恵がありません。
これほど真剣に子豚を育てて、販売が旨く行かなければ食べていけません。
頑張りが評価を受けるように息子を応援してやりたいと思いますが難しい。我が家は、設備が何もありません、冷蔵庫もありません。
現在は朝から屠殺してもらった肉をとりに行きそのままその日のうちに真空パックして送ります。
部位別に販売するのではなく1頭を買ってくださる人を探さなくてはいけません。
1キロにカットしてウデはミンチにしてお届けしています。
そんな、都合のいい相手はなかなか見つかりません。ああ、どうすればいい販売先が見つかるのでしょう、、、大いに悩みです。
百姓は皆販売に苦労します。
昨日、友人の百姓仲間から電話があり、たまねぎがキロ30円に大暴落。どこか販売先を知らないかといいます。
彼はまだ化学肥料で農薬に頼りたまねぎを作っていますので巨大なたまねぎが出来ています。
今年は天候にも恵まれて、誰もが豊作に喜んだのもつかの間大暴落に肩を落としています。
最低価格は決められないものかといつも感じますが、対策は難しい。ほとんどの百姓は作りやすい、機械化できる野菜を作りたがります。
簡単には現実問題の解決は難しい。
昔から言われる三ちゃん農業。父ちゃん、母ちゃん、じいちゃん、ばあちゃん
。日本の農業はこれで守られてきました。営業をする人手が確保できません。
我が家も同じ、息子と2人ですから、何もかもは難しい。自分が食べる米も、野菜も作りますから毎日毎日働きづめです。
経営の安定、営業をどうするかは、農業を守る大きな課題です。
味菜豚便り 平成20年5月13日
5月11日母の日についに我が家のブランド豚が生まれました!!
黒豚の母親が6匹の子豚を生みました。
雄がヂュロックですから茶色に黒のブチです。
東京方面では「東京エックス」と言うブランド名で大人気の豚肉がありますが、その豚が同じく茶色に黒のブチが居ます。
母が黒豚ですが、おもしろい組み合わせの豚が出来ました。
母豚に似て鼻が短くて何とも愛らしいしぐさでもう元気に子豚同士でじゃれあっています。
やっとスタートラインに立てました。
昨年2月から養豚業に変わり、経営を息子に譲り、1年3ヶ月。必死で取り組んできましたが生き物を育ててその母親に子豚を産ませるまで、ここまで時間がかかりました。
まだまだ、これからこの豚をおいしい肉として出荷できるまで10ヶ月ですから、来年3月私の誕生日ころどんな評価が得られるか長い時間がかかります。しかし、楽しみで、本来なら年を取りたくありませんが、来年が待ち遠しいです。
本当に嬉しい母の日でした。
その日は子供たちの体験学習でもう1年以上続けていますが子供たちも5年生になりました。
朝、10時から朝の挨拶をして始まりますが、その時「畑のお母さん、いつもありがとう!!これからも色々教えてください!」とカーネーションをプレゼントされました。
カーネーションはもう何年ぶりでしょうか久しぶりに家の中に飾られました。
子供たちにとり丁度おばあちゃんの年ですが、気を利かせて畑のお母さんと言ってもらいました。本当にありがとう!!
もうしばらく皆と野山を駆け回れる元気と体力を維持します。
丁度子供たちが来ているときに最後の子豚が生まれ出てきましたが、胎胞をかぶりへその緒でつながれた子豚を見て真剣なまなざしで見つめていました。
後産がでて、ますます子供たちは驚いた様子で見ていました。
命の誕生の瞬間に立ち会うことが出来て感動の様子で、忘れられない思い出になりそうです。
子供たちと破竹を探しに行き、お昼は筍の煮物とさやえんどうを茹でてご馳走いたしました。
午後からはサンショウウオを探しましたが前日の雨で流されて、イモリしか居ませんでしたがそれでも大喜びで、おたまじゃくしもほしいと言うことでしたがまだ我が家の田んぼには水が入っていませんので来月のお楽しみとしました。
昨日は子豚にアクシデントがありました。喉に何かを詰まらせています。気管支が詰まった状態で苦しそうです。
すぐに獣医師に来ていただきましたが、どうにも出来ないといわれました。
この地域には豚を飼っているところは我が家だけで、牛がほとんどですから、豚を診察したことがないといわれます。
困り果てました。
私達は残飯を老人ホームや病院からいただいていますが中にはサランラップが入っていたりします。
一度大釜で煮て、漬物樽に移して乳酸菌を入れて醗酵させますがその段階で入っていたときは取り除いていますが、中には気がつかないときもあります。ある程度大きくなると自分でわかり食べることはありませんが、今、やっと母親の食べている餌に興味を示して食べだした所ですから、食べた可能性があります。
どうしたものか、ただただ見ているだけで頼りの獣医師もなんとも出来ないといいます。
自分で、ある程度の技術的なことをわかるようにならないといけないと今回ほど感じたことはありません。
2月に生まれた、子豚が現在20キロ前後残飯では子豚のときの栄養分が足りないようです。
野菜とご飯が主体ですから子豚の段階では足りないのでしょう。
昨日、いつも教えていただいています養豚家の方に見ていただきましたが3ヶ月が過ぎた段階では30キロにはならないといけないと言います。
餌にお金をかけないで、食べ残しで育てることを私達の養豚の主体にして努力していますが、黄な粉や豆乳、などが欲しい所です。
やはり市販されている餌は成長が早くて、、子豚で売ろうとすると、買い叩かれることになります。
我が家で育てる時は時間をかけて育てて出荷しますから、丸々と太らなくてもそれで良いと考えてきましたが、難しい所です。
やはり我が家で生ませた豚は自分で育てて売りたい!と強く感じました。
息子は売りたくないと言っていましたが、私が説得、生活のために現金収入としなくてはいけないと言ってきましたが、難題が起きました。
あわてて、芋焼酎や麦焼酎、酒の粕を探して、食べさせてみることにしました。
たくさんの酒かすは出ますが、その粕を貯蔵する冷蔵庫の設備がないと難しい。
一度に何トンも粕が出るらしいのですが知恵を出さなければ捨てられてしまいます。大きな冷蔵庫が欲しい!
このところ機械力が欲しいとか贅沢なことを考えてしまいます。
便利な世の中で過ごしてきまして、機械力のすごさを見ていますからつい欲しいと考えてしまいます。
欲しいものを買うのではなく何か他の知恵で解決できないか考えて見たい。
生きる知恵が退化してることに改めて気がつきます。
まだまだしばらくは勉強と努力と体力との戦いが続きそうです。
味菜便り 平成20年5月5日
世の中は連休で、行楽で観光地は大賑わいのようです。
我が家は普段と何も変わらず仕事に追われています。
気温がぐんぐん上がり、周りの草がどんどん伸びて仕事も山ほどたまっています。
家庭菜園用の野菜つくりや、そろそろ田んぼの準備です。
良く考えて仕事を進めないと自分たちの食べるものも作れなくなります。
連休のこの時期は百姓にとりましては一番忙しい時期です。
放牧場の豚たちは気温が上がり、暑そうで水浴びがしたそうです。
泥んこの中に体を横たえて体温を下げます。
まだ水を貯めてやっては居ませんので飲み水をひっくり返しています。
黒豚の母豚5頭はすべて妊娠中です。順番に子供を
生むように交尾させましたが、1頭はもう随分大きなお腹になりました。
動きも緩慢で竹林を下りていくのも億劫になっています。
食欲は旺盛で大好きな筍はバリバリ食べます。
昨年まではすべてイノシシの餌でした筍が今年は豚がすべて食べつくしてくれました。
放牧場以外の場所はせっせと私が掘り食べさせました。竹林の中で豚を飼うのは、豚の健康にも最高です。
仔豚たちは元気いっぱいです。現在4つの産室に41頭。
子豚舎がまだ出来上がっていませんので産室で過ごしています。
2月生まれの子豚は随分大きくなり、子豚舎の広いところに引越しを待っています。
次は黒豚がお産をしますので産室の床を取り替えて、新しく清潔に作り変えなくてはいけません。
この時期、私は畑や田んぼで忙しくなりますので息子は一人でがんばらないといけません。
機械がありませんのですべて手作業。腰痛に悩まされる日々が続きます。
イノブタも随分大きくなりまして乳離れをしてもう一人前に餌を食べています。
13頭のうち1匹だけは半分の大きさで、大きくなりません。
母親のおっぱいが13しかないのに13頭生まれましたので、おっぱいの出の悪い所にあたったようです。
小さいのですぐに産室の隙間から出てきます。いつもウロウロしています。
きっと肉豚にはならないのでいっそペットにしても、、、と思うのですが体は小さいのですが外見は一番イノシシっぽくて、たてがみのように毛が立ってきました。色は白です。毎日イノブタたちと遊んでやりますがイノシシと特有で体を痒がります。
掻いてやりますとコロンと横になります。体毛から皮脂がたくさん出てべとべとしています。
虫が付かないように自分で守っているのでしょう。夏の暑さに弱いのは豚も同じですが、この皮脂が暑いでしょう。
毛はごわごわした感じです。うり坊そっくりの子達は顔の毛色が白に変わりだしているのも居ます。どんな色のイノブタに変わるのか楽しみです。
来月には黒豚が出産しますので息子の願いどおり色々な毛色の豚が放牧場で走り回る姿ももうすぐ見られます。
5月1日、長崎新聞の江迎支局の方がイノブタを取材に来られました。
可愛い子豚と我が家の匂いのしない養豚方法に驚いていました。
今度企画書を出しますので連載で取材させてくださいと言われました。
私達の養豚の方法が誉められると本当に嬉しいです。
特に息子には毎日の頑張りが評価されると辛いと感じることも少し消さされるのではないかと思います。
世の中のほとんどの人が連休を楽しみ英気を養っていますが、我が家は休むことは出来ません。
82頭の豚の餌のお世話に追われます。田畑も守らなくてはいけません。毎日汗だくで草刈です。好きでないと本当に出来ない仕事です。
その息子に連休の一番の楽しみ、大学時代の友人達が26日から遊びに来て下さいました。
一人はもう5回目。もう一人は女性で始めての方です。3人は気の会う仲良しで、毎日朝から早々と豚の仕事をこなします。
夕方から3人で観光に出かけます。楽しそうに笑顔いっぱいで、、、。
久しぶりに息子の心から楽しそうな顔を見ました。
二人の友人は穏やかで口数の少ない息子と似たもの同士で見ていて良い仲間だなあ、、、と感じました。
4,5日でしたが、あっという間で毎晩遅くまでたまったお話をして旧交を温めました。楽しかった数日だけに、帰られた後、息子はずっと黙り込んでもくもくと仕事をこなしていました。虚しさが心を占めたようです。
地域に若者が居なくて、毎日忙しいものですからなかなかお友達も作れません。
消防団での仲間だけです。それも年上の方ばかりですから寂しいでしょう。
同年齢のお友達が居ることは大切なことです。いつまでも大切にして欲しい友人達です。
息子のうえに娘が居ますが、早々と娘から母の日のプレゼントが送られてきました。カードが添えられていました。
この瞬間は母で居ることを一番喜ぶ瞬間です。しかし、そろそろ親よりも大切に思う人が出来たようです。
何時かその日が来て欲しいと待ちわびていて、孫が出来たら食べさせるためとか考えてたくさんの果樹を植たり、自然の中で楽しませたいと何度も考えましたがいざ、その時が来ると色々心配をします。
娘には要らぬお世話でしょうがついつい口を出します。
30歳の大人なのだから、、、と思いますが片親であることで父親はこんなときどのように言うのだろうとか考えます。
心配するのも親の責任。親だからこそ要らぬお世話もするのですが疎ましがられています。
嬉しい反面寂しいものですね。
娘も息子も愛する家族が出来るわけでしょうが、寂しい気持ちを味わうことになりそうです。
今月から佐世保のレストランさんが我が家のお肉を買ってくださることになりました。
まだまだ安定してお肉が売れていませんで、今しばらくの頑張りが必要ですが、少しずつ少しずつ輪が広がることを願っています。
今日から田んぼの準備に入ります。田植えが済む6月まで忙しい日々が続きます。